日本最後の秘境・北アルプス雲ノ平
2019/4/16 国内旅行
日本最後の秘境とも言われる、北アルプスの雲ノ平は、山に登っている人であれば、一度は行きたいと憧れる場所ではないだろうか?
秘境とも言われるだけあって、雲ノ平までは、どこの登山口からでも2日はかかる。(まあ、トレランをやっていて、1日で高天原温泉までやって来たという方に、お会いしたが…)
私もこれまで2度、雲ノ平には足を踏み入れたことがある。1度目は、テント泊で、2度目は、山小屋泊で。
北アルプスのド真ん中に位置する雲ノ平なので、その周辺にも、ぜひとも登っておきた山々が連なる。そんなことで、どうしても欲張った計画にはなってしまうのだが、これがまたキツイ行程になる原因なのだ。
1度目に行った時は、富山県の折立登山口より入山し、その日に雲ノ平まで入ってしまった。(2日かかるとか言いときながら、1日で入ってしまったのね!)
折立登山口までには、有峰林道を通る必要があるのだが、ここには時間制限がある。
6時から20時までしか通行できないのだ。こうなると前夜に入る以外は、朝から林道を通ってとなると、どうしてもスタートは7時を過ぎる感じになってくる。
折立登山口を出発して、4時間半でようやく太郎兵衛平に到着!
ここには、太郎平小屋があるので、一般的にはここでの宿泊になりますね~
だって、ここから先雲ノ平までは、コースタイムでまだ6時間ほどかかるんですから!
太郎兵衛平から3時間ほどで薬師沢!そして、その薬師沢出合からが、地獄の樹林帯が始まるのです!
その当時の思いから、もう2度とこのコースを歩くことはないだろうと誓ったものです!
結局、雲ノ平にたどり着いたのは、すっかり暗くなっておりました!
そんなことで、2度目にチャレンジした時は、山小屋泊で、同じく折立登山口から入ったのですが・・・
1日目の目的地が、黒部五郎小舎!なんと、テント装備はないとは言え、雲ノ平に入るより長く、コースタイムで11時間半!
やっぱり、この日も、到着する頃には日は暮れておりました!
そんな思い出がある、雲ノ平ですが、2度とも行程中の天気は良く、今振り返っても良かったなあと思える山行でした!
中でも、高天原温泉は、なんとも素晴らしい露天風呂!2日間の疲れが、すっかり取れてビールも進みます!
そんな、雲ノ平への山行をもう1度計画するなら、今度はもう少しゆっくり行きたいなあ~という感じ!それでもやっぱり、北アルプスの山々にも登ってみたいので、と考えると、4泊5日ぐらいの行程になってしまいますねえ~
1日目:新穂高温泉より左俣林道を辿って、双六小屋泊
2日目:双六岳より鷲羽岳、水晶岳を経て高天原山まで、高天原温泉で疲れを癒やす!
3日目:高天原山荘より雲ノ平山荘へ、ここまで2時間ほどだけど、雲ノ平山荘に1泊して、雲ノ平周辺をゆっくり散策
4日目:雲ノ平山荘より薬師沢へと下って、太郎兵衛平から薬師岳山荘へ
5日目:薬師岳山頂からのご来光を拝んだあと、太郎兵衛平を経て折立登山口へと下山
この夏、そんな雲ノ平へと行ってみませんか?メッチャメッチャ♫ええ景色が見られるのは、間違いなし!
ちょっと行程キツそうやな~なんて方は、お気軽にご相談ください!
一生の思い出になるコースですよ~