ザ・ケラマキャンプ
2017/7/14 国内旅行
先日(2017年7月1日~3日)、約2年ぶりに慶良間諸島でのキャンプに行ってきた!
慶良間諸島とは、沖縄本島の那覇市から西に40kmの海上に点在する、大小20あまりの島々。
2年前は、安室島と言う無人島でのキャンプであったが、慶良間諸島は2014年3月に国立公園に指定されたため、無人島キャンプはできなくなっており、今回は座間味島と渡嘉敷島でのキャンプとなった。
思えば、旅行業を始めて11年。
旅行業の経験もまったくなく、右も左もわからないところを勢いと熱意だけで始めたこの仕事。
何度も、もうダメかなと考えることもあったが、何とかここまで持ちこたえ、ようやく仕事も楽しくなって来た今日この頃。
そう言えば、旅行会社をスタートする時には、今までにない面白い企画を作るぞ!との想いがあったが、何かと規制の厳しいこの業界で、なかなか目新しいプランを成功させることはできなかった。
ただ、『無人島サバイバル』だけは、多くの問い合わせをいただいたことを覚えている。
しかし、無人島へ実際に行ってみて感じたことは、それほど面白いものでもない!と言うことだった。
テレビの影響か、食料は海にもぐってモリで魚を突き、それを焚き火で豪快に焼いて食べる・・・なんてイメージがあるかもしれないが、実際にそんなに魚が捕れることもない。
その当時、我々が行ったのは、5月ゴールデンウィークの瀬戸内海は愛媛県沖に浮かぶ島!(今では、テレビの無人島企画で有名になった島ですが・・・)
海に入ろうにも、まだまだ水が冷たすぎて潜れるなんてもんじゃない!海辺で捕れる食料になりそうなものと言えば、海草に貝のみ。
終いには、その辺りに生えているサボテンを焼いて食べたりしたことを覚えている。
この時思ったのは、食料と酒と釣具ぐらいがあれば、無人島でも楽しく過ごせると言うこと!
で、今回行ってきた慶良間!
『ケラマブルー』と呼ばれる、ゾクゾクするような深くアオい海が広がる!
食料は現地調達!そのために、船をチャーター!
人生初の沖釣りでも、ちゃんと食料Get!
3時間ほどの釣りで、食べきれないほど釣れました~♪
本日の釣果也!食べられそうな分だけいただいて、残りは船頭さんにお持ち帰りいただきました!
自分たちで釣り上げた魚を焼いて食べる!アラとみそを鍋にぶち込んで、漁師汁に!
日が暮れると、次々に星が姿を現し、天の川まで見ることができた。
心地よい風が吹き渡り、今夜は野宿となった♪
翌日は、座間味島から渡嘉敷島へと渡る!本日も、晴天なり!
阿波連ビーチ!海はきれいが、遊泳区域ではそれほど魚を見ることができず、シーカヤックでちょっと先の島へと渡る。そこでは、シュノーケリングでも十分に楽しめた!
本日の夕食は、外食でと言うことになり、cafe島むん+へ!
今夜もキャンプであるが、歩いていけるところに食事どころもあるので、テント泊しながら、食事は外食と言う選択もあり!ビールも冷えてるしね♪
と言っているところに、急に雲行き怪しく、雨が降り出してきた!
何と、台風接近とのことで、明日の船が出るかどうかビミョーとのこと。
明日が最終日なのに、船が出なければ、帰れない・・・
テントは、現地のキャンプ場にてレンタル。台風が近づいているためか、我々が夕食を食べている間に、ブルーシートを張ってくれていた。ありがたや~
翌朝、キャンプ場から直ぐ近くの高台に上ってみる。雨風はきついが、海はそれほど荒れている感じでもない。果たしてどうなるのか?
と、テントに戻って、どうなるかと案じていたところ、町内放送で、本日の船は全便欠航との残念なお知らせ。
さて、・・・とどうするか?こうなった場合には、ヘリコプターでもチャーターするかと考えていたため、電話するもつながらず。
どうすることもできないので、取り急ぎ、朝ご飯でも食べに、と町に出てみる。
そこで、チャーター船が出るとの情報を得、早速乗船の手配をして、一安心!
荒れる慶良間の海を疾走するチャーター船!
波しぶきが窓にも容赦なく降りかかり、隙間から流れ落ちてくる雨か海水か、わからんもので、半身びしょぬれ状態!
何とか無事に那覇まで戻ってこれました!飛行機は大丈夫のようですので、打ち上げは焼肉で締めです♪
今回のケラマキャンプ企画を終えて感じたのは、やっぱり楽しい!面白い!
こんな旅の楽しさをもっと多くの人にも知ってもらいたいけど、やっぱり初心者ばかりなら不安もあるでしょう。
そうなんですよ!やっぱりうちがやりますよ!やるしかないよね~♪
私が添乗としてご案内するオリジナルプランなので、最少催行人数1名から承ります。
ちなみに、今回の行程は、こんな感じ。
【行程案】
いつか行こうと思っている旅が実現することはありません。行こうと思った時が、行き時です!
悩むことなく、お気軽にお問い合わせください♪