1991年8月 エジプト~ギリシア
2024/5/28 栗コラム
断捨離を続けていると、やはり写真にも手を付けていかねばならない。
大量にあった写真も、バッサリと捨ててしまったが、やはり気になるものはあって、スキャンしてデータで残すことにした。
まあ、これも見返すことがあるかどうかわからないけれど。
33年前、22歳のころの写真が出てきた。
大学の連れと3人で、エジプトからギリシアに行った時のモノだ。
大学3回生のころだろうけど、海外旅行はもう4回目ぐらいだったろうか。
アルバイトをしてお金が貯まるとバックパックで海外に出ていた。
それが楽しかった。
当時は海外の情報なんて雑誌やガイドブックで見るくらい。
『AB ROAD』で格安航空券を探して、ガイドブック『地球の歩き方』が現地情報のバイブルだった。
若い時には体力のいるところに行っておきたい。
何より、ピラミッドを一目見ておきたかった。
まあ、記憶なんて適度に上書きされて、いいように思っているかもしれないけど。
それでも写真を見ると、思い出すものがある。
ホコリの舞うカイロの街から、そう遠くないところにピラミッドの姿が見えた。
ああ、ピラミッドだ!とあっけなく見えてしまったことを覚えている。
だが、近づくほどにその大きさを実感する。
ピラミッドより高いビルはいくつもあるだろうけど、その圧倒的な存在感から感じるパワーは計り知れない。
積みあがる石の一つ一つが巨大なことにも驚いた。
カイロからルクソール、アスワンへと廻ったはずだが、どうやって移動したのか?
ホテルも行く先々で、地球の歩き方の記事を参考に探し回ったな~
学生だからできたことか。